牧場案内

大自然に恵まれた但馬牛の故郷
兵庫県北部、但馬牛の故郷「村岡」の山間に位置する美方ファーム。
寒暖差のある豊かな土壌と一二峠(ほいとうげ)の厳しい寒さの中で美方但馬牛は繁殖・肥育されています。
牧場紹介

牛にとってストレスを
感じさせない最適の環境

美方ファームでは牛にできる限りストレスを与えないように
人里はなれた小高い山の上に牛舎と牧場があります。

但馬牛の歴史
もともと但馬牛は、日本人が牛肉を食べる様になる100年ほど前まで棚田など小面積の水田が多い但馬地方では小型で丈夫、そして多産できた為、水田耕作や輸送に利用した役牛として大事に育てられてきました。
戦後の農作業の機械化の進む中で但馬地方の黒牛は肉専用の牛として改良が進められていきました。 日本各地で海外品種や他の系統の牛との交配が積極的に進められていくなか但馬牛の純血を保った改良を続けるため全て優秀な但馬牛だけを交配に用いとくに美方郡部で飼育される黒毛和種は他に例をみない特殊な牛となってきたのです。
美方但馬牛とは

江戸時代末期、西日本の各地では格別優れた牛の血統
蔓牛(つるうし)作りがさかんになり、但馬では有名な蔓牛が作られました。
最も優秀な蔓牛はあつた蔓で別名「周助蔓」と呼ばれています。
兵庫県美方郡の農家、前田周助(1798〜1872)が創出した「周助蔓」を祖先にする系統です。
幼い頃から牛を見分ける目があり、苦労して優れた雌牛を集めて交配し
親戚や近隣の人の助けをへて優れた血統をつくることに成功したそうです。
その品種を維持するためには、他の地域の牛と血が混じらないよう管理することが大変らしく
現在はあつた蔓、ふき蔓、よし蔓の3系統があります。

但馬牛の畜産農家は母牛を飼育し、出産させて子牛市場で子牛を売る繁殖牧場農家と
買い取ってきた子牛を育てて肉用として売る
肥育牧場農家と繁殖、肥育を両立している牧場農家に分かれています。
神戸、松阪、近江では、そのほとんどが肥育農家です。
その子牛たちの仕込み先として特別なブランドとなっているのが
「但馬地方産」中でも美方郡の但馬牛というわけです。

かたくなに伝統と血統を守り抜いた極上牛の但馬牛は、優れた伝統と血統を持つ品種で
伝統を引き継ぎ、他府県の牛との交配を避けながら改良を重ねた牛が、美方但馬牛という事です。

美方但馬牛の特徴

選び抜かれた素牛を細心の心配りと飼育技術で育て上げ作り出された美方但馬牛は 筋繊維が細かく、こまやかな「サシ」が入り熱を加えると「サシ」が溶け出し
その周りの筋肉を解きほぐし柔らかで抜群の舌触りを生み出します。
このとき筋肉の持つ味わいに、脂肪が絶妙に溶け合い
「美方但馬牛」特有のまろやかさが醸しだされます。

牛肉
但馬牛と神戸牛の関係
神戸牛(神戸ビーフ)とは、兵庫県で生産された「但馬牛(たじまうし)」(黒毛和種)のうち一定の基準を満たした場合に、「但馬牛(たじまぎゅう)」の代わりに使うことが出来る牛肉のブランド名です。旧来の正式名称は神戸肉(こうべにく)で、一般には神戸牛(こうべぎゅう)とも呼ばれます。日本三大和牛(神戸牛、松阪牛に、近江牛または米沢牛)の1つとされています。神戸肉の証しとしては、兵庫県の花「のじぎく」を形どった刻印が押されています。
海外では、欧米を中心に知名度が高く、「Kobe Beef」として知られています。
兵庫県産(但馬牛)のうち、歩留等級がAまたはB等級ならば「但馬牛(たじまぎゅう)」「但馬ビーフ」「TAJIMA BEEF」と呼ばれる牛肉となります。そのうち、以下の全ての基準を満たした牛肉は、「神戸ビーフ」「神戸肉」「神戸牛(こうべうし)」「神戸牛(こうべぎゅう)」「KOBE BEEF」と呼ぶことができます。
  • メスでは未経産牛、オスでは去勢牛
  • 脂肪交雑のBMS値No.6以上
  • 枝肉重量がメスでは230~470kg、オスでは260~470kg
牛肉

つまり、但馬牛の中でも特に上質なものを「神戸ビーフ」「神戸肉」と呼んでいます。
また、「神戸ビーフ」の基準を満たしている牛肉は、「神戸ビーフ」と「但馬牛(たじまぎゅう)」のいずれかの銘柄名を任意に選んで出荷することができます。